花を飾る 日常をホンノリと彩る…

花のお話 その1「約12,000年前の墓地 花を飾った最古の例」


2013年7月3日のナショナルジオグラフィック ニュースに興味深い記事がありました。詳しくは下記のURLにてご覧ください。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20130703001

記事を簡単にご紹介しますと、私たちもそうですけど「お墓」に花を添えるという習慣は世界中で広く行われています。しかし、その習慣、といいますか文化でしょうが、一体いつ頃から行われていたのでしょう。そういった素朴な疑問に答えてくれるニュースです。

現在のイスラエル北部、カメルン山という場所の洞窟にある約12,000年前の墓地で、ミントやセージ(スパイスですね)といった香りのある草花の痕跡が見つかったそうです。この時代、そこでの生活は、狩猟採集の生活から、定住生活を始めた最初の文化の1つ(最も早く始めた可能性もあるようです)であるそうです。

まだそれが「最古の例」と完全に断定された訳ではないようです。人を埋葬するという習慣自体はその起源が約10万年前のネアンデルタール人の例で知られているそうですけど、まだ「有力な説」の粋にあり、これもまた完全に学者間の意見として一致している訳ではないようです。

記事の詳細はナショナルジオグラフィック ニュースのサイトでご確認いただくとして、この記事を見て思ったのは、後世の有力者の墓からは豪華絢爛な副葬品が多く見つかり、盗掘が横行するほどの財宝が墓地に埋葬されているという事に比べ、太古の昔、人が人を葬送するのに、豪華絢爛とまでは行かなくとも、初めて、その亡き人を「美しく飾ってあげよう」と思う気持ちが「花」に込められているのだろうという事を想像し、人は花を飾るという事で「人の心」を持ったかな、という事です。

「花を飾る事で心を持った」のか「心を持ったから花を飾った」のかは分かりませんが、「花の美しさを感じる心」は人だけが持つ特徴なのでしょう、おそらく。花には人の心を和ませ、純粋にしてくれる力があると思います。毎日の生活の中で「花を飾る」というのは必然から生まれてくる行為ではないでしょうか。ほんのささやかな事ですけど、この記事を読んで、それはとても大事な事であるような気がしました。

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