花を飾る 日常をホンノリと彩る…

花のお話 その30「最近1年間に切り花を買いましたか?」


今年(2014年)の6月に新聞で目にしたアンケート調査のタイトルが「最近1年間に切り花を買いましたか」でした。その時の記事を切り取っておいたのを長く忘れていて、最近目にしました。アンケートの結果は、「ハイ:60%」、「イイエ:40%」です。この数字を見ると、けっこう、切り花を買って、楽しんでいるいる人が多いように思えますが、「買った」と答えた人の殆どの方(複数回答)は「お盆、お彼岸、命日」「大みそか・お正月」の機会に花を買われているようですので、「毎日の生活の中で切り花を楽しむ」という方は少数派のようです。

「どんな時に?」との質問に「いつでも」と答えた人は三割に満たない程度。やはり「誕生日」「母の日」「お見舞い」「結婚記念日」であるとか、その方にとって何か特別な日に切り花を買われるようです。切り花を買い求められるのはスーパーの花コーナーが一番多い結果になってます。二番目はやはり「近所のお花屋さん」でこれは私も一緒です。

「いいえ」と答えた方の「あまり買わない理由」の一番は「枯れるのが嫌」で、「花に関心が無い」というのは二番目でした。三番目は「面倒」…。これは、「飾ってみたいけど、手間がかかるから」という事でしょうか。面白い理由として「持って歩くのが恥ずかしい」というのがありましたが、これは男性の方でしょうか。記事にもありましたが、たまに、立派な花束が駅前に放置されているのを目にする事もあります。人事異動や定年などで花を贈られた人が置いていくのでしょうか。ちょっと、もったいない…。

自宅での観賞用に、という方は少数派で、やはり、「何か」の時に花を買われるのでしょう。「お盆、お彼岸、お正月等々」の時というのは分かるのですが、記事を読むと、少数ながら「気持ちを伝えるため」という場合もあります。「花に関心がない」というのは殆どが男性の方ですが、男性の方が意を決して女性に花を贈る時の話が記事中にいくつか書かれていました。毎年、奥様の誕生日に必ず花を買ってくる旦那様もいらっしゃるようです。別の話ですが、これは昭和の初期頃の話でしょうか。娘さんの回想ですけど、生活が苦しいのに、小遣いを切り詰めて奥様の誕生日や結婚記念日に必ず花を買われる旦那様もいらっしゃったようです。男性が思いを告げるために花を女性に贈るというのは、遥かな昔からの行為です。

その中で、不謹慎ながら思い切り笑ってしまったものがあります。50代の女性の方ですが、20年以上前に、旦那様が誕生日にバラの花束を贈ってくれたそうです。その女性の方、本当は嬉しかったのでしょうね。しかし、照れくさくて、思わず「花より団子、団子よりキャッシュ」と冗談を言ってしまい、旦那様から花を贈られるのはそれが最初で最後になってしまったそうです。バラの花束を奥様に贈る旦那様の相当な「思い入れ」というか、「気合」のようなものがその話からは伝わってきますね。残念な結果ではありましたが…。

ちなみに、奥様にガーベラの花を贈ったら、その花言葉に「偽りの愛」というのがあって、気まずかったという旦那様の話もありました。花言葉なんて色々あるから気にする事はないのに。ピンクのガーベラには「熱愛」という言葉がありますから。中には「誕生日に花を贈られたけど、外食一回分と思うと嬉しくなかった」という身も蓋もないような女性の言葉もありました…。いずれにしても、花を贈るのは男性、贈られるのは女性。切り花というテーマからは少し離れますが、それは男性の「思い」ですから、気持ちは受け取ってあげましょう。ケーキやハンドバッグの方がいいというのも、分からなくはないですけど…。


花のお話 目次へ

アクセス数ベスト5コンテンツ
★花のお話 その12「弔いには何故、白い菊なのか?」
★花のお話 その14「花言葉は、誰がどうやって決めるのでしょうか」
★花のお話 その6「千利休と豊臣秀吉 一輪の朝顔」
★花のお話 その32「花にまつわる日本語の表現の豊かさは詩の中から」
★花のお話 その51「花一輪に飼い慣らされる 花を眺める心の内は…」



■探し物は何ですか…? あの本ですか?
本棚検索&キンドル
■カタログ気分でお楽しみください。掘り出し物が見つかることも…。
毎日の生活彩々市場

スポンサー リンク

他 リンク

「雑学を楽しむ」サイト
テキトー雑学堂 バナー
「あれこれブログ風」サイト
「不思議」「怖い」「変」を普通に考える バナー


■サイトポリシー ■プロフィール
■お問い合わせ

ページトップへ戻る

Design by Megapx / Template by s-hoshino.com
Copyright(C) Ureagnak All Rights Reserved.