花のお話 その4「花を飾ると穏やかになる人の心 不思議な効果」


■下のグラフにある通り、「花を飾る」事による心理的効果を測定したところ、花の無い部屋に比べて花のある部屋では「混乱」、「疲労」、「緊張・不安」、「抑うつ」、「怒り・敵意」が低下するそうです。

■また、「花のある部屋では交感神経活動が25%低下し、逆に副交感神経活動が29%上昇することが認められました」とあります。交感神経は人の活動を活発にさせ、逆に副交感神経は人を「休ませよう」とするものです。つまりはリラックスするという事です。詳しい調査手法・内容に関しては下記のURLにてご覧ください。
https://www.mizuho-ir.co.jp/case/research/flower2012.html
■こうした事は「経験的」にも納得のいく結果だと思います。実際、部屋に花を飾ると、ちょっといらだった気持ちを外から部屋に持ち帰っても、何となく気分が穏やかになっている事に気付かされる時があります。また、お店で花を選んでいる時にも同様に、心が穏やかになっている自分に気付かされます。自分自身、もし人から「花を飾る事に何の意味があるのか」と聞かれれば、「飾ってみてください。そうすれば分かります」と答えるだろうと思っています。
■花は、薬やリラクゼーションの機械でも何でもありません。しかしながら、私自身、花を飾ること自体に意味めいたものを殊更考えようとは思っていませんが(花自体は不思議な存在と思っていますけど)、やはり「好き」という以上の「穏やかさ」を求めているのだとは思います。上記の調査結果を見ても、「そうだろうな」と納得します。調査の結果としての「数字」ですから。とは言え、私は花を「癒しのため」ではなく「生活の彩り」として楽しみますけど、ね。
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★花の詩紹介 花の詩8
★花の詩紹介 花の詩4
★花の詩紹介 花の詩1
★花の詩紹介 花の詩6
★花の詩紹介 花の詩2
■これからギターを始められる方のご参考にでもなれば。
