花を飾る 日常をホンノリと彩る…

花の詩紹介 花の詩11


※花の名前の()内は一般的な和名です。
ツユクサ (ツユクサ:露草)
 分類:ツユクサ目ツユクサ科ツユクサ亜科ツユクサ属
 花期(路地・鉢物):6月~9月

ツユクサ イラスト「朝風や 蛍草咲く 蘆の中」
 泉鏡花
「ここらでやすまう 月草ひらいてゐる」
 種田山頭火
「伸びあがって 露草咲いてゐる待ってゐる」
 種田山頭火
「月草に 衣は摺らむ 朝露に 濡れてののちは うつろひぬとも」
 よみ人しらず(万葉集)
「月草に 衣色どり 摺れめども うつろふ色と 言ふが苦しさ」
 よみ人しらず(万葉集)
「誰(たれ)にまた うつし心の ひとさかり 見えてかなしき 月草の色」
 三条西実隆

 ツユクサには「蛍草」「月草」「鴨跖草(おうせきそう、つきくさ)」「帽子花」「青花」などの別名があるようです。ツユクサは、その青い色が美しく、着物の染付に用いられたそうですけど、色が褪せやすく、濡れると色落ちするので、人の心の移ろいやすさを喩えるのによく使われたとか。それを詠っているのが四番目から六番目の詩です。種田山頭火の、無邪気としか言いようのない詩には顔が綻んでしまいます。これは個人的な感想なのですけど、ツユクサは「儚さ」の象徴ともされていて、それ故に「景色」としてよりも、心情を表す詩のほうに惹かれます。

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